建築設備士の試験の「建築一般」と「建築設備」では共に音、遮音、吸音、騒音、振動等の過去問が出題されているが、「建築設備」の方が簡単だと思う。「建築一般」の過去問を勉強すれば十分かと思われます。
「建築設備」
平成21年 No.1 音に関する記述
平成24年 No.6 空気調和設備の発生騒音
平成26年 No.6 空気調和設備の発生騒音
「建築一般」
平成21年 No.18 建築設備の騒音・振動
平成22年 No.19 設備の騒音
平成23年 No.19 空調ダクト系の騒音
平成24年 No.18 建築設備の騒音・振動
平成25年 No.19 空調ダクト系の騒音
平成26年 No.17 建築設備の騒音・振動
平成27年 No.17 建築設備の騒音・振動
平成28年 No.19 騒音・振動
平成29年 No.18 建築設備の騒音・振動
平成30年 No.19 建築設備の騒音・振動
以後「建築設備」過去問(全部正解に修正しています。)
・残響時間、音源の定常音の停止後、室内の平均音圧レベルが60db減衰するのに要する時間である。
・音の強さレベルは、音のエネルギーを1/100とした場合、20dB下がる。
・周波数及び音圧がいずれも等しい二つの音波が逆位相の条件で同時にあるときの全体の音圧は、それぞれの音波が単独にあるときの音圧に比べて、小さくなる。
・80dBの騒音があるところに、さらに80dBの騒音が加わった場合、その合成の騒音レベルは83dB程度となる。
・NC曲線やRC曲線は、空調騒音のような連続したスペクトルの騒音をオクターブ分析して評価するのに用いる。
・水配管系の騒音対策においては、空気伝搬音だけではなく、個体伝搬音についても検討する必要がある。
・スプリッタ型消音器における減衰特性は、一般に、中高周波数域より低周波数域のほうが小さい。
・アクティブ消音器は、音源からの騒音に対し、逆位相の音を発生させて打ち消し、騒音を減衰させるための装置である。
・吸収冷凍機の騒音は、一般に、延伸冷凍機の騒音に比べて小さい。
・ダクト直管部の発生音は、ダクト断面寸法、アスペクト比、板厚、補強材のようす、あるいは支持のようすによって変化する。
・消音器のダクト系に設置する場合は、消音器の内部で気流音が発生することがあるので、できる限り気流速度を小さくすることや、流量に応じて断面を広げること等の配慮が必要である。
・A特性音圧レベルは、騒音の影響を評価するために、人間の聴感に基づいて重み付けされた騒音レベルであり、室内騒音の評価や設備機器等による環境騒音の規制等に用いられている。
・スプリッタ型消音器における減衰特性は、一般に、中高周波数域より低周波数域のほうが小さい。
・ダクト内を伝搬してきた騒音のダクト開口端反射による減衰量は、同一ダクトの場合、騒音の周波数が高いほど、小さくなる。
・ポンプから接続配管に伝搬する騒音・振動を低減させるためには、吸込み管及び吐出し管にサイレンサを設置する方法が有効である。
・スプリッタ型消音器